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水を守ること。これが私たちVISIONS(ビジョンズ)のミッションです。
地球は青く輝き、「水の惑星」と呼ばれています。地球の表面の3分の2は水で覆われていていますが、その大部分は海水であり、淡水はわずか2.5%程度に過ぎません。また、この淡水の大部分は南極や北極地域などの氷や氷河として存在しているため、地下水や河川、湖沼などの水として存在する淡水の量は地球全体の水の約0.8%に過ぎず、さらにこの大部分は地下水であるため、河川や湖沼などの人が利用しやすい状態で存在する水に限ると、その量は約0.01%(10万km3)でしかないのです。
生産者や消費者である私たちはこの河川や湖沼の水を利用し、消費し同じ場所に排水として戻します。この排水には多くの有機物が含まれており、環境を汚染する原因となります。これらの汚染物質は最終的に処理施設で分解され河川や海に放流されます。この汚染物質の中には合成洗剤や化学薬品、塩素系殺菌剤などが含まれており処理施設の負担増につながっております。こういった化学薬品は分解処理で使用されるバクテリアの活性を阻害したり、必要となる酸素の使用量が増えそのためのエネルギー消費も増大し、二酸化炭素を大量に発生させます。また、分解処理された廃棄物の量の増大(余剰汚泥)も事業者の負担や環境負荷の問題となっております。
私たちVISIONS(ビジョンズ)は化学物質が与える水環境への影響を未来の問題に残さないため、化学物質を極力使用しない社会を実現させてまいります。