電解水とは?
水を電気分解し生成される機能水のことで、食品工場やフードチェーン店まど衛生管理レベルの高い分野で使用されております。
電解水には酸性とアルカリ性のものがあり、私たちビジョンズのUmi(うみ)は強アルカリ性を示します。
食品衛生の現場では、酸性水で殺菌をし食品の安全を確保しているのですが、実際は洗浄を第一としております。それはなぜかというと食品衛生の現場では、目に見えないレベルの有機物(汚れ)まで除去できていなければいくら殺菌剤をかけても一時は落ち着きますが、残っている見えない汚れに細菌やウィルスが付着・増殖する悪循環を招くからです。
そこで殺菌の前に強アルカリ電解水(Umi)で、目に見えないレベルまでしっかりと洗浄し、最後に仕上げとして酸性水などの殺菌剤を使用しております。
上の図のように、清掃や洗浄で強アルカリ電解水(Umi)を使用することで、細菌やウィルスは90%以上死滅させる働きがあります。そして強アルカリ電解水(Umi)は非常に高い除菌力も持っているため洗浄と同時に残存菌数を検出限界値(99.9%)下げる効果も併せ持っております。※
洗浄で使用された強アルカリ電解水は排水処理槽の悪臭低減や汚染物質を分解するバクテリアの活性化にも効果があり排水処理時の二酸化炭素発生抑制や洗剤削減による環境負荷低減に貢献しております。
※全ての細菌・ウィルスに効果があるわけではありません。
参考資料
米虫 節夫 監修(2006)
食の安全を究める食品衛生 7S 洗浄・殺菌編 ISO22000 のための食品衛生7S 実 践講座
日科技連出版社